社長ブログ
お知らせや日々の活動をつづるブログ。
古くて新しい銅の着色技術です。
400年の歴史を誇る高岡の銅器産業に新しい市場ニーズを挑戦しているお話です。
仏具などの銅鋳造品の表面を保護する技術を新しい試みで、圧延した銅・真鍮の薄板に着色する・・・
圧延板は不純物が入っていない・組織が緻密で均一のため着色には相当苦労されたとの事です。
写真: セミナーで配布された資料の一部です。
着色した銅・真鍮板の用途はホテルの壁、カウンター、家具、雑貨小物に使われている。
古い伝統的技術を現代のニーズに合う形で商品化されている感がし、 コルクと合わせた小物ができると思い・・・
写真: 銅真鍮圧延板の発色サンプルです。表面の皮膜は約2ミクロンの厚みです。
表面にウレタンクリアー、シリコン塗装をしています。同じ物を2つとして作れない・・・味わいがあります。
写真: 伝統的な着色方法のスライドです。
中学高校で習った酸化還元反応で着色しています。
写真: 伝統的な着色方法のスライドです。
着色に使う物で驚いた・・・米ぬか、塩、酢、味噌 どこかの料理番組。
さすが伝統産業、身の回りの物を上手く使い化学反応に使っているとは。
写真: 薄くて軽い、銅・真鍮圧延板の着色技術の今後の展開
コルクと着色した銅をコラボしたいと思いながらいました。今度は工場見学させてもらうことに・・・
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